年4回の決算シーズンも明日で一旦落ちつきますね。みなさんはどうですか?俺はわかりません!
いつもわからない…いや、前よりは少しだけわかるやつもあるんですよ。これはいけるだろう、と。けど、予想が当たって尚且つ上方修正付きで誰がどう見ても上だろうっていうやつもあっさり売られますからね。
ほんとにわからない。とりあえずコンセンサス予想やってる人出てきて。何か一言あるでしょ?
今回はそのわからない決算ですが、株上手い人だってある程度被弾します。下手な人も被弾します。けど、上手い人の方が被弾する?というニュアンスの話を嗅ぎ付けたので記録としてまとめておこうかなと。
- 上手い人だって被弾する
- どういう数字が出てくるかある程度わかるからこそ被弾する
- 被弾しない唯一の方法は決算跨ぎしない、しかし…
こんな感じでレッツゴ。
1.上手い人だって被弾する
一応おさらいだが、「被弾」というのは決算発表日当日の終値より翌日の株価が決算発表の内容によって下がる事。つまり、決算跨いだら株価下がって損した、という事。
株を買う時の基準と同じく、決算を跨ぐ時だって翌日の株価が上がる、若しくは上がらずとも下がって欲しくないのは当然の事。下がれーと思って跨ぐ事はほぼない(はず)
しかし冒頭に言った通り、好決算だったが翌日の株価は下がった、なんて事もよくある話。その際に翌日の寄りで売るのか、買い増すのか、場中様子みて決めるのか、様々である。
また、3か月単位ではなく1年単位で持っていたい銘柄なので決算がどうであれそのまま通す、という理由もある。その場合、株価が上がろうが下がろうが変な事をしていなければそのままホールドする人もいれば、一旦手放すという人もいる。
つまりそれは決算を跨ぐのが上手い下手というより、出た決算に対してどういう行動を取るか?の方がよっぽど大事というのは、以前べるさんが言っていた。確かにそうだと俺も思う。
なので上手い人だって被弾するのは自然の摂理なのだろう。
2.どういう数字かある程度わかるからこそ被弾する
とある人の最近のポスト(誰だか忘れた…
「私はある程度、決算で出る数字を自分で予測し、その精度を高く保てる銘柄を保有する事が多い。なので普通の決算、つまり予想通りの決算が出ると翌日は売られる事が多いです」
みたいな内容だった。
市場が期待してるのはサプライズ。サプライズには上方修正、とんでもない増配、株主優待の新設、その他材料系などがある。
そしてそれは翌日の株価が上がる理由になる事も多い(逆もまた然り)
つまりその人が言っていたのは、売上などの数字を予測しその精度が高い銘柄を持っている。そして想定通りの決算が出ればノーサプライズとして一旦売られるんだよ、という内容だと俺は解釈する。
という事は、決算予測精度が高ければ高いほど被弾する可能性も高い、という事になる。
(書いてる途中に思いついたのだが、予測した数字より更に上積みして決算を出してくるだろう、という予測のもとに跨ぐ人はそれが想定通りに出てきた時、サプライズ狙い成功となり、被弾はしない場合もある。投資スタイルによりけりなので一概には言えない、という事を付け加えておく)
3.被弾しない唯一の方法は、決算跨ぎしない、しかし…
跨がなきゃ被弾もしない。そこには戦略的回避もあればラッキー回避もあり、人によってはセブンセンシズが発動する(エイトセンシズだと一回死ななきゃならないからそこは省略)
ただ、跨ぐ期待値と跨がない期待値、それぞれ期待値の考え方は違うと思うのでそれに乗っ取って跨ぐ跨がないは決めて良いと思うが、ただ単純に危ないからやめておくか、ではつまらないと思う。
つまらないから跨いだら金減った、やっぱやめときゃよかった、なんてポストもありそうだが、そこは自分の腕試しも含めて跨ぐ期待値を稼ぐ事も株の醍醐味のひとつだと思う。跨いで失敗したらなぜ失敗したのか振り返り、次に繋げれば良い。
かといって所謂決算ギャンブルは違う。やってはいけない事のリストに入ってる人も多いかもしれないが、つまらないからと言ってそれはやっちゃダメ。お遊びでも俺はダメだと思う。お遊びで跨いで失っていい金なんて1円もない。
まあ自信のある根拠がしっかりあれば良いかもしれないが…(それはギャンブルとは言わないね)
ここまでつらつら書いたが、結局決算プレイを完全にマスターするのは半永久的なテーマになるくらい難しい事だと思う。まあ、難しいから楽しいんだけどね…